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葛根湯(かっこんとう)
長く服用することで効果を出すイメージの強い漢方ですが、風邪をひいた時におなじみの「葛根湯」は、即効性が期待できる代表的な処方の1つです。 葛根(かっこん)、麻黄(まおう)、桂枝(けいし)、生姜(しょうきょう)、甘草(かんぞう)、芍薬(しゃくやく)、大棗(たいそう)の7種の生薬がはいっています。 |
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桂枝茯苓丸(けいしぶくりゅうがん)
血行をよくして熱のバランスを整えることで、のぼせや冷えを改善し、子宮などの炎症をしずめます。また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。 具体的には、生理不順や生理痛、頭痛、めまい、肩こり、のぼせ、足の冷えなど。また、これらの諸症状をともなう更年期障害にも適します。 桂皮(けいひ)、芍薬(しゃくやく)、茯苓(ぶくりょう)、桃仁(とうにん)、牡丹皮(ぼたんぴ)の5種の生薬がはいっています。 |
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黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめる働きがあります。 のぼせ、ほてり、イライラ感、不眠、動悸、胃炎、鼻血などの出血、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり・めまい・耳鳴りなどに適応します。 黄連(おうれん)、黄ごん(おうごん)、黄柏(おうばく)、山梔子(さんしし)の4つの生薬がはいっています。 |